猛暑日、昨日、今日そして明日も。
東北地方、中でも太平洋側は例年だと親潮の張り出しが仙台湾あたりまで来るのだが昨年も今年もまるで姿が見えない。
冷たい親潮と暖かい空気が起こす朝靄が今年は一度も無い。
10m先が見えなくなるほどの朝靄は午前10時ごろまでかかり朝方は本当に涼しくて過ごし易い。
朝靄の出る日は猛暑日と決まっていた。昨今は関東、関西と同レベルの気温の高さが続いてる。
遠い昔、暑い昼下がり遠くからチンチン、ちんちんとカネの音が聴こえてくる。「キャンデイ売りが来た」と親におねだりして買って貰ったあの懐かしい光景が眼に浮かぶ。今でいうガリガリくんである。もっと硬かった記憶がある。
この親潮の張り出しがないため今年もサンマが取れないという。反面張り出しが強い年は米が不作となる。猛暑でバカ売れ商売がある反面、野菜やサンマなどのように不作になる。今年の海は暖かく海水浴場は大流行りだ。
今からちょうど30年前には東北地方には夏日がなかった。
海水浴場は閑古鳥が泣いてお米も不作であった。夏の花の百日紅も咲かない、冬にはタコや黒鯛が浮き上がった。それほど地球が冷えたのだ。
それはフィリピンのピナツボ山の大爆発したその噴煙で地球が暗くなったためである。あの頃の夏場は屋外労働者にとって涼しくて助かった。
しかし涼しい夏、暖冬となれば春夏秋冬の季節物が動かない。景気が悪ければ家だって車だって売れない。凌ぎやすい夏冬は景気は思わしくなくなる。
猛暑日や酷寒日は神様がくれた試練ののようだ。このような厳しい季節を乗り超えた生き物は生存競争の勝ち残り組となる。
「暑さ寒さも彼岸まで」9月の中旬ごろまで仕事の合間にガリガリくんと縁が切れない。
昨日は麦茶を2リッター飲んだ。また一人熱中症で倒れた。35℃超えの今日明日は休むことにした。
35℃の猛暑の中の植栽。9棟の中の1棟、移植されても萎れない。
植栽から3ヶ月経過、連日35℃超えの猛暑を施主さんの散水で乗り切ってる。
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