散歩、ランニング。
日の出前から徘徊、いや散歩をしている。
それも2、3時間歩いている人がいる。
散歩を超えた日課にしているようだ。
退職後の社会的制度がそうしてる。元気なそしてやることのない人々の幸せな光景と若い人の目に映るだろうか。
近隣に工場エリアがある。昼時にランニングする人が多い。想像すればあの方達はデスクワークなのだろう。体が痒いのだ。ハードワークの我々とは別世界の労働者なのだろう。
1週間フルに仕事をして日曜日の休みはこの上ない休日です。西洋の神様が与えてくれた貴重なお休みです。
近年、土日の休日で起きる車の混雑は平日と別な時間帯で起きているが、それは現役で働いてる人々の群れなのである。
35℃を超える日にどこへ行くだろうか。
海へ山へ。果たして車の渋滞の行き先は冷房のガンガン効いたショッピングモール?
それとも大人であればパチンコ屋か。そこの駐車場は満車である。
週2日の休日さえ暇潰しに悩んでるのに、毎日が土日のそれも死ぬまで続く暇潰しに悩む高齢者は身の回りに多く見かける。
亭主は元気で外が良い。
多くの奥様方はこんな思いで毎日を過ごしているのかもしれない。
こんなくだりをどこかで読んだことがある。
1時間幸せに過ごしたいなら酒を飲め。2時間幸せになりたいなら本を読め。半日幸せな気分になりたいなら床屋へいけ。3日は幸せになるから結婚しろ。一生幸せな生活を望むなら仕事をしろ。正確ではないと思うがこんな感じの一節であった。
灼熱の太陽の下、苦渋顔してランニングしてる人とすれ違った。
日が落ちた熱帯夜にコウロギが鳴いている。密やかに季節が移ろいでいる。
灼熱の太陽に向かって咲いてるモミジバ芙蓉
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