勝の連鎖、負の連鎖
今年は梅雨入りから梅雨らしい年です。
時たま顔を見せる太陽は真夏の太陽そのものだ。
植物は生き物だから年々成長していく。
一本の木にかかる剪定費用が年10,000円として、20年で20万円、盆栽の様な姿でちんまりとしていると近隣の方に一目置かれる。
一方20年放置した木は伐採する費用は、場所によっては20万円以上かかる。
放置された雑草や樹木に覆われた住いを訪れる人や隣人の方々はその住居をどのように思うだろう。
一見してやりくりが苦しい。内輪揉めがある。だらしがない。など、その一家の困窮してるのが想像されその生活ぶりから家族全体が見下される。
仕事柄、世間を見てると100軒の住宅があるとすればその30軒のお庭は放置され荒れ放題で雑多なゴミだらけ。その中には貸家も多い。
そして30軒のお庭は自前で手入れして曲がりなりにもちんまりと清潔に暮らしてる。
残りの30軒は毎年、もしくは2年おきに業者に依頼して小綺麗にしてる。
残りの10軒はマニアックなガーデニングを楽しんでる方である。雑草を探すのが難しいくらいである。
「小綺麗」が大事。よく手入れされてれば経済的な余裕や、円満で健やかな家族の姿が垣間見られる。
勝の連鎖、負の連鎖はさまざまな場面に出る。
通学路に小学生の標語があった。
「早寝、早起き、朝ごはん」。
準備周到、片付け、気配り名人は勝の連鎖につながる。
放任、放置、無関心はその行く末は負の連鎖の道となる。たかが雑草だけど、まめに抜き取るとその雑草が出てこなくなる。
玄関先に鉢植えのお花を置いてある。小さな幸せがその家に住んでいる。
15年放置した集合住宅、管理内情がうかがえる。
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