痒ーい、かゆいのお話その3
前々回と前回は野山歩きと庭仕事の痒ーいかゆいでした。
日本の海外へのは輸出量は多く、半面輸入量も半端でない。
肉や卵の生産に欠かせ無い家畜の餌となる穀物は無論牧草さえ海外からの輸入に頼ってる。
道路の路肩や中央分離帯に生えてる草はおおよそ外来種である。家畜飼料会社に勤める方の話によるとそれらの多くは輸入穀物に混入したものが家畜の糞の堆肥から派生したものだという。
また宅地造成時に砂塵の飛来を防ぐために外来種の植物を吹き付ける。行政で公に認められた輸入物であり至るところで使用、消費されている。
日本の主な大河の河口には製紙工場群がありその周辺の松林はマツノザイセンチュウが蔓延し山々の松枯れしてるのが高速道路を利用するとよく分かる。
北米から輸入された製紙原料の松材チップの中に潜んでいたカミキリ虫が犯人である。
最近身近に、何に混入してきたか定かではないが毒性の強いヒアリがいる。これは南米から来たと言われてる。
私のところでは樹木の剪定、伐採そして除草作業をしているためそのゴミの集積場がありそれを月2度リサイクル工場へ搬出する作業がある。
どこから混入してくるのかそのゴミの中に南米産のヒアリが潜んでいる。吊り上げて積み込みするときに飛び出してくる。もちろん極小だから見え無いのだが襟首から侵入してくる。
衣服を素早く脱ぎ捨てないと身体中刺される。
お庭の作業時に原因不明の強烈な痛みや痒みに襲われたら即衣服を脱ぎヒアリを疑うべし。
ヒアリは赤い色で庭先でウロウロしてる黒蟻のサイズぐらいです。ごみの中とかシートの下に群れています。
痒〜いかゆいのお話はこれでお終いです。
昨日ゴミ片付けの作業員が背中をヒアリに刺されてた。重曹を擦り付けてやった。処置が素早かったので軽症で済んだ。
身近に重曹を置いとくと重宝しますよ。
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