人間万事塞翁が馬
十四、五年前忘れもしないリーマンショックで同業者の廃業が続出、また新卒の若者は就職難の時代であった。
どの業界も生き残りに四苦八苦の最中、そこへあの宮城県沖の大地震、すべて破壊されそのまま消えてしまった人もたくさんいたが復活復興で盛り上がった人もたくさん出た。
大地震から13年になる現在、住宅着工戸数は大地震前のレベルと言われてる。
高齢者講習の案内で自動車学校へ行った。そこの講師の話だが最近の若者は運転免許を欲しがらない。また車そのものにあまり関心がない人が多いそうである。
周りの結婚式場が姿を消してしまうほど結婚、披露する人がいなくなった。世界的な疫病コロナの直撃が大因だが若者の結婚への関心度が低くなってるのだろう。
一方で雨後の筍のように高齢者のケアセンター、葬儀場が出現、至る所に見られる。
バブル時代そしてその崩壊、失われた20年と言われた時代。その後ミニバブルがありリーマンショックで高速道路から物流のトラックが消えた時代。
そこへ3、11の大地震、大津波。それから12年過ぎ13年目の現在がある。
1日の始まりは日出からそして太陽は高く上がりやがて黄昏時を経て漆黒の闇、草木も眠る丑三つ時を過ぎればまた新しい日の始まりである。24時間で一回り。
1年は春夏秋冬24節気。12年、24年サイクルも同様、風も嵐もあれば菜花や山菜摘みの楽しめる穏やかな日もある。
若い頃読んだ本の中に「万事塞翁が馬」のくだりを思い出した。これを書いてる私も正真正銘の翁である。孫やひ孫がいてもおかしくない歳になった。
仙台に住んでるので指図め「仙翁」と呼ばれるのかも。
そのうち作業小屋屋敷に棲みついた元野良猫、今は当屋敷のお局様のあか様のことを書いてみよう。
万事仙翁が猫
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