今年の新聞折込チラシ

寒中は開店休業。


世の中を見渡せばどの商売にも繁忙期と閑散期がある。飲料などは暖かいもの冷たいものまた衣料は暑い、寒いで販売高に影響してる。

花は咲いてる時しか売れない。繁華街の二八月は客がない。

それでもみな商い、飽きない。と悪戦苦闘している。同じ所で10年も生き残れたら次の10年生き残れる。生き残ってきた経験がものをいう。

寒冷地の地方は冬季の外仕事は厳しい。昭和の東京オリンピック前後から高度成長期には暖かい都市部へ寒冷地からの出稼ぎ者が押し寄せた。仕事にあぶれては家族一族干上がってしまう。一家の主は家族を置いて稼ぎの良い東京近郊に出稼ぎに出た。

そんな昭和の時代を経て今があるのだが、まさに昔の人から見れば浦島太郎の世界なのだ。


働く人の防寒グッズ、大雪でも移動できる交通機関、水が凍らなくなる不凍液、真冬日でも外仕事は可能となり寒冷地での就業機会は充分にある。

そうは言っても寒くて需要がないのがある。


まず植木屋さん。釣具釣船など屋外商売一般。ここはじっと我慢のしどころとなる。

反対に盛況なのがパチンコ業界。暑い日、寒い日、雨の日、雪の日、土日、営業の暇潰し。パチンコ店の駐車場は満杯である。「小人閑居して不善をなす」のごとし。


新聞折込チラシの多いのはスーパー、パチンコ、リフォーム、不動産売買など今でもよく入っているけど新聞販売店店主が嘆くほどドル箱の折込チラシの数が少なくなった。


携帯で知りたいものを見る時代に新聞、テレビは不要になりつつあるのは事実として、暇な時間を持て余してる人、年配の方々にとっては現在においても新聞、テレビは大事なものであり、折込チラシまでよく見ている。


私のところは長年に渡って定期的に折込チラシを今なお入れている。いわば年賀状みたいなものでリピーターのお客さんから「今年も見ました」とよく言われる。


私も開店休業、小人閑居してる方なのですが雪の中、圃場整備、植木の剪定、根切り、植木屋のシーズンに向けて倦まず、飽きず、体力作りと晩酌のため動き回っている。



今年の折込チラシが出来てきた。

令和5年度用折込チラシ

みやぎ野造園

1977年宮城県仙台市で開業。現在は富谷市明石にて営業。 近年は庭石の撤去工事が多く、その石を破砕して再利用した お洒落なロックガーデンやガーデニングに力を入れています。