季節の移ろい
春の花はなんと言っても桜だ。
梅雨時は菖蒲、夏は百日紅、秋は彼岸花、冬は柊。
他にもあるけど一般の人はなかなかわからないだろう。
鳴声はどうだろう。
田植えの5月はカエルの合唱、梅雨時はカッコウ、梅雨の終わりの1週間は蜩、真夏は油蝉、クマゼミが鳴かなくなると興梠の饗宴、鳴くのが止まれば冬となる。
色はどうだろう。5月の新緑は黄緑、夏は深緑、秋は紅黄、冬は白かな。
周りの生き物を観察していると、それぞれ持っている体内時計で地中から虫が這い出したり、寒冷地からスワンが飛来したり、草木は芽を出し花を咲かせる。人間だって規則正しく生活してをしていれば朝5時に目を覚まし、昼時間はお腹空くし夕方5時になるとビールが飲みたくなる。
渡鳥や虫、植物の時間センサーと同じレベルで正確に反応できる。そう言う私が断言できる。
夕方5時のビールは中でも自信がある。
自然の中にどっぷりとつかって生きてれば体内時計は正確に刻まれ自然の一部になるのだろう。
江戸時代の明け六つ、暮れ六つの鐘は規則正しい生活を送ってるお坊さまが日の明け暮れと体内時計をもって打っていた。
昨夏は当地仙台は40日ぐらい暑い日が続いた。いつもはお盆前には涼しくなるのだが8月いっぱい暑かった。普段エアコンは使わないのだが偉く助かった。
来年の冬は寒くなると予想したがその通りになった。仕事にならないので休んでる。「小人閑居して不善をなす」の通り夕方早い時間から晩酌になる。我ながら自制心の弱さに閉口して、まずい甘露を飲む。
来週も寒い日が続く。でも間違いなく春に向かってる。今朝の日の出は6時35分になった。
当地仙台の桜は4月20日辺りだろう。それから15日遡る、4月5日頃が東京の桜開花になるだろう。
キャンデーズの「待ち遠しいのは春休みー。」こんな唄が聞こえてきた。
昨年描いた牡丹桜
0コメント